等身大の自分以上の見栄を張る男性が身の回りにいませんか?
見栄っ張りな男性は話の内容がすべて大袈裟か、自慢話なので真面目に聞いていると疲れてきてしまいますし、職場の男性であったりすると、無碍にあしらうのもなんだか仕事に影響しそうでなかなかできません。
実は、見栄っ張りな男性は自分の弱いところを隠すために見栄を張っており、その心理を理解して穏やかな人間関係を作ることができるのですが、そんな方法があったら知りたいですよね。
そこで、見栄っ張りな男性の裏側に潜む心理と上手く付き合う方法について、具体的な例を挙げながらお伝えします。
スポンサーリンク
目次
自分に自信がない
見栄を張るということは、そのままの自分、等身大の自分を人前に出せないと思っているからのことですから、見栄っ張りな男性は自分に自信を持てていません。
ですから、過去の栄光を大袈裟に何度も何度も繰り返し話したり、ブランド物でないと身に着けられなかったり、逆にブランド物をバカにしたりして、自分の自信の無さを隠しているのです。
このような人には、等身大の自分がそれですでに素晴らしいのだということを理解してもらうために、等身大の彼、ありのままの彼がふと出た時にポジティブな反応をすると良いです。
ふとした優しさが見えた時にすかさず褒める、見栄を張れない地味な業務をしている時に褒める、ということを繰り返していくと見栄っ張りな男性も見栄を張る必要がなくなってきたことを感じることができます。
コンプレックスがある
女性よりも男性は自分の順位というものを気にしますので、表には見せなくても身長・学歴・職歴・収入などで男性はコンプレックスを抱えがちです。
このコンプレックスは何かで埋められるものではないのですが、見栄っ張りな男性はコンプレックスを見栄を張ることで今の自分が素晴らしいことにして埋めようとしているのです。
このような場合に、「そんなコンプレックスなど気にしなくてもいい」と言っても見栄っ張りな男性は恥ずかしいと思いこそすれ見栄を張ることを止めません。
ですから、コンプレックスには触れないで、他の心から褒められる部分を見つけてコツコツと褒めていきましょう。
自分がいつも中心でないと気が済まない
見栄っ張りな男性は他人から認めて欲しくて見栄を張って注意を引こうとしています。
ですから、仕事につけプライベートにつけ、自分が中心で物事が動いていないと無視されているように感じて不機嫌になってしまいます。
自分のほうが優秀だということをアピールしたくて、難癖をつけてきたりすることもありますがこのような場合は聞き流して構いません。
見栄を張る男性を、男性の行動に対する反応を意識的にコントロールすることで、上手く付き合えるようになります。
されて不愉快なことは静かに拒絶することも大切で、見栄を張る男性に理解してもらわなくてもいいので「自分はその振る舞いは不愉快なので受け取らない」と自分の中で明確にしておきましょう。
他人よりも自分のほうがすごいと思われたい
見栄っ張りな男性は周囲の人の注意をすべて自分に惹きたいという欲求がとても強いです。
その理由として、「他人より自分が優れている」証拠を欲しがっていることが挙げられ、他人より自分が優れているのなら、自分が一番ちやほやされるはずだ、という推測に基づいて他人より自分のほうが優れているアピールとして見栄を張ります。
他人に勝っていることに価値があると思って見栄を張ってきますから、このような人には「他人に勝つことが幸せに繋がるとは思っていないので、価値を感じない」と告げてみるのも一つの方法です。
少なくともあなたには見栄を張ってこないようになるでしょう。
スポンサーリンク
他人からの評価が自分のすべてである
自分に自信がなく他人との競争に勝ってちやほやされたいと思っている見栄っ張りな男性は、実は自分の評価をすべて他人に委ねてしまっている状態です。
他人がちやほやしてくれるから自分に価値を感じられ、他人が自分を大切にしてくれないから自分に価値を感じられない、という他人任せの苦しい状態にいます。
その状態から脱するためにさらに見栄を張って素晴らしい自分を演出しようとするのですが、他人に自分の価値判断を委ねている限りその苦しさから脱することはできません。
このような人には、「実は自己評価が低いのでは、セルフイメージが低いのでは」と問いかけ、自分の価値は自分で決めるのが幸せになる道だと説いてもいいですね。
すぐには理解できなくても、心に引っかかればいつか理解できる時が来るものです。
プライドが高い
見栄っ張りな男性は自分に自信がないのですが、プライドは高いので自分を良く見せたくて見栄を張ります。
見栄っ張りな男性は見栄を張るために太っ腹であったり目下の面倒見の良かったりもしますが、気持ちよく奢られて見栄をたまには満たしてあげるのも良いでしょう。
見栄っ張りな男性は自分に敵対しそうな人物を見つけるのが上手く、目を付けられると悪口にもとれるようなことを吹聴されてしまいますから、ある程度「仲間ですよ」という行動を取るといいですね。
しかし、毎回奢られるのも今度は「あいつはいつも俺からしぼりとっていくんだよ」と自慢げに言われてしまうので、自分もお金を出す姿勢は見せましょう。
自己顕示欲が強い
他人の注目を集めたい、認めて欲しいという欲求が自己顕示欲ですが、見栄っ張りな男性は自己顕示欲も強く、そのために見栄を張ります。
見栄っ張りな男性が上司などの目上の立場にいた場合、敵対するよりは気に入られていたほうが何かと都合がいいですよね。
そのような時は見栄っ張りな男性を尊敬のまなざしで見つめ、接すると見栄っ張りな男性の自己顕示欲が満たされて、何かと面倒を見てくれるようになります。
見栄っ張りな男性をどうしたいか、ではなくて、自分はその見栄っ張りな男性とどう付き合いたいかということをしっかり考えて行動すると振り回されることがなくなりますよ。
まとめ
見栄っ張りな男性の裏側に潜む心理と上手く付き合う方法について、お伝えしましたがいかがでしたか?
男性は皆多かれ少なかれ見栄っ張りな部分を持っていますが、その中でも見栄っ張りな男性は自分を良く見せようとしていて、本当の自分には自信がないのですね。
見栄を張らなくても周囲に受け入れてもらえるということを経験として理解してもらうと良く、そのためには見栄を張らない状態の男性を褒めることが重要になります。
男性は認めてもらうのが大好きですから、嬉しそうでなくてもコツコツとさりげなく褒め続けると、男性が「自分は受け入れられている」と感じた程度に比例して見栄っ張りは影を潜めていきますよ。
本当の自分を受け入れる手助けをさりげなく行い、見栄っ張りな男性も周囲の人も円滑な人間関係を築いて幸せを引き寄せましょう。
記事のポイントまとめ
・コンプレックスには触れないで他の部分を褒める
・聞き流す
・過度の競争に価値はないことを伝える
・自己評価が低いことを伝える
・適当に奢られて欲を満たさせてあげる
・気に入られたければ尊敬のまなざしで接する