彼氏との同棲を決めると心弾む思いと同時に、内心ではいろいろと心配なこともありますよね。
「プライベートな時間がなくなっちゃう」とか、「生活費や家事はどうやって分担したらいいの」などと、個人的な問題から、彼と相談しなければならないことはいくらでも出てきます。
同棲を始めてからいきなり喧嘩なんてことにならないよう、事前に準備できることはリストにして、あらかじめ彼と話し合っておくのがお勧めです。
そこで今回は、彼氏との同棲を始める予定の方へ、事前に準備しておいたほうがいい注意点についてお伝えします。
スポンサーリンク
目次
まずは彼の性格と協調性について考察しておきましょう
まったく違う環境で育ってきた2人が一緒に暮らすのですから、ある程度の我慢や妥協は双方が覚悟しなければなりません。
そのうえで、彼氏の性格とどれくらいの協調性が期待できるのかを見極めておいたほうが、あとから「こんなはずじゃなかったっ!」と頭を抱えることが少なくなるでしょう。
彼氏の性格と協調性について
どちらかといえば几帳面で、なおかつ誰とでも協力できるタイプ
几帳面な性格で細かいことにこだわりを持っているけれど、協調性も高く良いアイデアには積極的に協力してくれるので、同棲相手としては理想的な男性です。
どちらかといえば几帳面で、他人との協力が苦手なタイプ
几帳面さゆえに自分なりのルールを持っていて、それだけは譲れないということも多いため、協調性に欠ける部分があるでしょう。
どちらかといえば大雑把だが、頼まれればちゃんと協力できるタイプ
細かいことにこだわらないので一緒にいて気楽なうえ、頼めばどんなことでも気軽に引き受けてくれるので、比較的暮らしやすい相手です。
どちらかといえば大雑把で、人と協力するのが苦手なタイプ
生活全般において大雑把なところが目立つうえ、気ままな性格で人と協力することが元来苦手なところがあるため、同棲生活にはそれなりの苦労があるでしょう。
どのタイプの彼であっても好きな者同士が一緒に暮らすのですから、お互いを思う気持ちがあればうまくやっていけるはずです。
ただし、これからの同棲生活がより快適で楽しいものになるよう、それぞれのタイプの特徴を計算に入れて、事前の準備をしておくことに越したことはありません。
以下のリストを基本にして、ぜひあなたなりの事前準備を考えてみてくださいね。
家賃や生活費などのお金について決めておく
生活をともにするにあたって、まずは取り決めなければならないのはお金の問題です。
ロマンチックな気分でいたいかもしれませんが、長く一緒にいるためには現実をしっかりと認識しなければなりません。
家賃をどちらがどれだけ負担するか、また生活費の中のどこまでが共有のもので、どこからが個人のものと判断するか、その内訳をある程度ははっきりさせておいたほうが良いでしょう。
「これぐらいならいいか、、、」と思って自腹を切っていたり、彼が出してくれたからとそのまま甘えていたりすると、いずれトラブルの元になります。
面倒であっても、お金のことは最初に2人で相談するべきだということを覚えておきましょう。
日々の家事の分担について決めておく
お金の次にぜひ決めておきたいことが、日々の家事の分担についてです。
「やれる人がやれることをやる」という曖昧な取り決めで生活を始めて、どちらもやらないことが溜まっていき、それを相手に押し付け合うようになったら楽しい同棲生活も台無しです。
基本的にはどんなことも協力し合って、同じように家事を分担するのが理想ですが、必ずしもそういうわけにはいきません。
それぞれの仕事やこれまでの生活スタイルについて話し合い、家事に割り当てられる時間を上手に配分して、自分の担当した部分については責任を持ってやることです。
そのうえで、時間に余裕があれば彼のやるべきことを助けてあげれば良いですし、あなたが疲れているときは彼にお願いすることもあるでしょう。
同棲は結婚の予行演習でもありますから、相手のことをよく知るいい機会にもなります。
一緒に生活してみて小さな取り決めであっても守れないルーズな人だったら、将来のことを考えてしまうかもしれませんね。
また、彼氏のほうも同じように、将来あなたと暮らしていけるかどうかを試しているということを忘れないようにしましょう。
それぞれの人間関係について話し合っておく
同じ部屋に住むということは、そこへそれぞれの友人が訪ねてくる機会もあるということです。
そこで問題になるのが、お互いの人間関係についてです。
たとえば、いくらただの友人だと言われても彼の女友達が2人の部屋にくるのはNGと考える人もいるでしょうし、男友達だったとしてもあなたと相性の悪い人もいるかもしれません。
反対に、あなたにとっては大切な友人であっても、彼には苦手なタイプの女性だということもあります。
お互いの人間関係について、それぞれが外でどんな友人と会うのかは制限することはできませんが、一緒に暮らしている部屋に呼ぶ場合は相手の許可を得るのは最低限のルールです。
同棲生活は結婚生活と違い、社会的に公認されたカップルが一緒に暮らしているわけではありません。
一種の共同生活になるわけですから、相手への配慮を欠けば喧嘩の元になってしまいますので、充分に注意することが必要です。
スポンサーリンク
部屋の使用ルールについて決めておく
同棲を始める前にお互いの部屋に行き来したとき、それぞれの生活習慣に驚いたり、驚かれたりしたことはありませんか?
自分では当たり前に思っていたことを彼に奇妙だと言われたり、彼が普通にやっていることがあなたには耐えられなかったり、そんな経験はきっとあるはずです。
たとえば、トイレの蓋を下ろすか下ろさないか、使用後のバスルームのドアを開けておくか閉めておくか、濡れた傘は玄関に置くか外に出しておくかなど、細かい自分なりのルールはいくらでもあるはずです。
そこで、同棲を始めるにあたって、お互いが絶対に相手に守ってほしい部屋の使い方についてのルールを決めておくことをお勧めします。
若い2人が初めて同棲をするのですから、広々とした部屋数のいくつもある物件というわけにはいかないでしょう。
限られたスペースでお互いが快適に暮らすためにも、譲れない部分だけははっきりと伝え、こちらからも妥協できる点は相手に合わせるようにしましょう。
そうしなければ、些細な事であっても積もり積もって思いがけないストレスとなってしまうものですよ。
プライベートに関する約束について決めておく
どんなに好き合って一緒に暮らすといっても、最低限のプライベートは必要となります。
たとえば、浮気のような不誠実な行為をしているわけではないけれど、恋人であっても知られたくないことや、伝える必要のないことというものがあっても当然です。
それゆえに、広くはない部屋でお互いがそれをどのように確保するかについて、ある程度の約束は必要になるでしょう。
ですが、これに関しては家賃の負担や家事の分担のように明確に決められることではないので、お互いが相手の気持ちを察して行動するしかありません。
せっかくの同棲生活なのだから片時も離れずにいたいと思うかもしれませんが、それでは息が詰まってしまい、最悪の場合は関係の破綻も考えられます。
2人の関係を長く続けるためにも、お互いのプライベートな時間とスペースを確保できるように工夫をしてみてくださいね。
まとめ
彼氏と同棲生活を始める前に、お互いの生活スタイルを考慮して準備しておくべきことのいくつかをお伝えしましたが、いかがでしたか?
同棲生活は思いがけないトラブルに直面することもあるでしょうが、あらかじめ2人で話し合ってルールを決めておけば、ほとんどの問題は乗り越えられるものです。
ただ、ルールを決めていたにもかかわらず、彼やあなたのどちらかがそれを簡単に破ってしまうようなら、誰かと一緒に暮らすにはまだ早いということになるでしょう。
同棲といっても安直に考えず、直面する現実についてしっかりと準備をしてから始めるようにしてくださいね。
記事のポイントまとめ
・日々の家事の分担について決めておく
・それぞれの友人関係について話し合っておく
・部屋の使用ルールについて決めておく
・プライベートに関する約束について決めておく