母子家庭で育った彼氏について、父親のいない家庭で育ったことが彼の性格にどんな影響を与えているのか、さらには彼のお母さんとの関係など、気になることがたくさんありますよね。
母子家庭で育った彼氏=マザコンというイメージを持たれがちですが、それ以外にも母子家庭で育った男性の考え方にはいくつかの特徴があることを、ご存知でしたでしょうか?
母子家庭で育った男性に見られる性格や考え方の傾向を知ることで、母子家庭で育った彼氏との仲をさらに深めることができるのです。
そこで今回は、母子家庭で育った彼氏の特徴と、彼氏との付き合い方のコツについてお伝えします。
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基本スタンスは「母子家庭を特別視しない」
離婚するカップルの割合が増加している今、母子家庭は決して珍しくありませんよね。
両親のいる家庭で育った方には母子家庭での生活をイメージすることは難しいですが、「母子家庭で育った」ことを気にするのは、あまり意味のないことです。
もちろん、子供時代の家庭環境や家族との関係は、発達や人格形成と切っても切り離せないものですが、両親のいる家庭で育った方と同様に、母子家庭で育った方も様々な個性を持っています。
彼氏は母子家庭ということを理由に、これまで様々なレッテルを張られて嫌な思いをしてきたかもしれませんし、周囲の方に恵まれ、あまり気にせずに生きてきたかもしれません。
彼氏と良い関係を築くために、まずはあなた自身が、彼氏が母子家庭で育ったことを意識し過ぎないようにしましょう。
母親やきょうだいなど家族を大切にする
父親がいないと経済的に苦しい家庭も多く、彼は子供の頃から母親や祖父母、きょうだいなどと助け合って生きてきました。
そのため、自分をずっと見守り育ててくれた家族を、とても大切にしています。
彼氏が自分の家族を大切にする理由には、家族への感謝や愛着などだけではなく、「今度は自分が家族を守らなければ」という家族に対する強い責任感があります。
一方で、結婚後は、妻側の家族とはあまり付き合いたがらないという男性も多いです。
子供の頃からあまり親戚付き合いの経験がない場合は、親族との距離の取り方に悩んでいるという可能性もあります。
彼氏とあなたの家族の間のコミュニケーションをサポートすることは大切ですが、あなたの家族に対する彼氏の態度に少々不満があっても、温かく見守ってあげましょう。
寂しがりやでも甘え下手
経済的に困窮している家庭の多い母子家庭では、母親が仕事を掛け持ちしているケースもあり、どうしても留守がちになります。
母親と過ごす時間が十分にとれなかった子供時代の彼が、常に寂しさや不安感を感じていたことは想像できますよね。
そのため、母子家庭で育った男性は寂しがりやだったり、甘えたがりだったりという特徴を持つ方が多いのです。
しかし、周囲の人に迷惑をかけたくないという気持ちも強く、寂しさや甘えたいという気持ちを他人に上手に伝えるのが苦手です。
このように本心を隠す一方で、彼女を束縛したり、彼女に甘えすぎたりといった極端な行動をすることがあります。
特に男性では、自分の「寂しさ」や「甘え」にコンプレックスを抱いている方も少なくありませんから、相手を責めるのではなく大きな心で接しましょう。
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結婚や父親になるイメージを持てない
何歳の時にどのような理由で母子家庭になったのかによって異なりますが、一般的に母子家庭で育った男性は父親と接する機会がなかったため、家庭における父親の役割や存在がイメージできない場合が多いです。
男性は、良くも悪くも家庭内での父親の姿を手本にして、自分の中での「父親像」というものを形成していきますから、これは仕方のないことでもあります。
また、母親から父親の愚痴を言われ続けて育った、不仲の両親の姿を記憶している方は、結婚にマイナスなイメージを持ちやすくなる傾向があります。
さらに、結婚後は、「子供に自分と同じつらい思いをさせてしまうかも、、、」という不安から、子供を持つことに消極的な男性も少なくありません。
しかし、結婚や子育てへの不安は、育った環境に関係なく誰しも持つものです。
とは言っても、母子家庭で育った彼氏が結婚や将来の話に戸惑った様子を見せたら、よくあることと流してしまわずに、どのような家庭を築いていきたいのか、二人でゆっくり考える時間を持ちましょう。
上昇志向が強い
母子家庭というだけで学校でいじめに遭ったり、周囲の大人から「可哀そうな子」という扱いを受けたり、、、母子家庭で育った彼氏は、周囲の人が自分に向ける感情に敏感です。
理不尽な扱いを受けた記憶や、金銭面での苦労などを繰り返し思い出し、「成功して、こんな人生から抜け出したい」「人から馬鹿にされたくない」という気持ちから、社会的な成功を求める方も少なくありません。
上昇志向は悪いものではありませんが、上昇志向が強すぎると頑張り過ぎたり、周囲の人を置き去りにして突っ走ってしまったりすることもあります。
頑張り屋さんの彼氏には、「たまには力を抜いても大丈夫」「あなたのことを応援している」といたわりの言葉をかけてあげましょう。
まとめ
母子家庭で育った彼氏の性格や考え方を知る上でのヒントや、上手な接し方をお伝えしましたが、いかがでしたか?
母子家庭を特別視しないとしても、彼氏との関係を深めたいと思うほど、母子家庭が子供の成長にどのように影響するのか気になりますよね。
しかし、母子家庭で育ったということを彼氏を判断する唯一の材料にしてはいけません。
今回お伝えした内容が「誰にでも当てはまるとは限らない」ということを念頭に、彼氏やそのご家族との付き合いを深めていきましょう。
記事のポイントまとめ
・彼氏の家族を大切にする気持ちを尊重する
・彼氏の抱えている寂しさに敏感になる
・結婚後の不安は丁寧な話し合いで解決する
・頑張り過ぎる彼氏にはいたわりの言葉を伝える